2012年03月05日
2011年09月22日
Fundamentals Review 第1回ベストオーサー賞受賞
植松教授がFundamentals Review 第1回ベストオーサー賞受賞を受賞しました。 受賞対象となったのは、Fundamentals Review vol.1, no.1に掲載された「シャノン理論 ー通信路符号化定理の今昔ー」です。 これに伴い、植松教授による特別講演「情報源のユニバーサル符号化とその応用」が2011年電子情報通信学会ソサイエティ大会にて 行われました。2011年05月30日
電子情報通信学会情報理論研究会の顧問に就任しました
平成23年5月に電子情報通信学会・情報理論研究専門委員会委員長を退任し、顧問に就任しました。任期は10年です。情報理論研究会の一層の発展をバックアップしたいと思っています。電子情報通信学会知識ベース「知識の森」公開開始
植松が幹事長をしている電子情報通信学会知識ベース「知識の森」が2011年3月15日に一般公開されました。 これは今まで通信学会から出版されていた電子情報通信ハンドブックの電子版です。専門用語に関する辞書や辞典の 代わりにご利用下さい。
電子情報通信学会知識ベース「知識の森」2011年04月04日
教育研究評議会委員に就任しました
平成23年4月より、工学系選出の評議員になりました。任期は2年です。国立大学法人を取り巻く厳しい環境の下で、工学系ならびに東工大の教育・研究の充実のために尽力したいと思っています。これに伴い、再び副工学系長(財務担当)に就任しました。
2010年06月21日
IEEE Trans. Information TheoryのAssociate Editorになりました
2010年7月より3年任期で、IEEE Information Theory Society の論文誌 Transactions on Information Theory のシャノン理論の分野の編集委員を任命されました。シャノン理論に関しては、韓先生、小林先生、山本先生に継ぐ日本から4人目、東工大からは初めての編集者となります。論文誌の質の向上に尽力したいと思います。
2010年01月14日
エルデシュ数4
数学者ポール・エルデシュ(Paul Erdos)と共著論文を書いた者はエルデシュ数が1、エルデシュ数がnの者と共著論文を書いた者はエルデシュ数がn+1というように再帰的に研究者に番号を付けたのがエルデシュ数です。ちなみに、植松のエルデシュ数は、数学者の広中平祐先生と同じ4です。実際の共著関係は
P. Erdos --> I. Csiszar --> R. Ahlswede --> R. W. Yeung --> T. Uyematsu
となっています。植松と共著論文を書いた学生は自動的にエルデシュ数5が付与されます。
2009年10月30日
情報理論研究専門委員会委員長に就任しました
平成21年5月より、岩手県立大の高田先生の後を引き継いで、電子情報通信学会・情報理論研究専門委員会委員長に就任しました。任期は2年です。情報理論研究会で発表する若手研究者の育成に尽力したいと思っています。
2009年10月25日
シャノンの「通信の数学的理論」が文庫で復活
シャノンによる情報理論のバイブルである「通信の数学的理論(A Mathematical Theory of Communication)」の新訳が植松教授によってなされ、 平成21年8月に「ちくま学芸文庫」から文庫本として発売されました。情報理論の講義において参考書として推薦して頂ければ幸いです。
2009年10月24日
植松友彦 教授
集積システム専攻 教授
学歴:昭57年 工学士(東京工業大学)、昭59年 工学修士(東京工業大学)、昭63年 工学博士(東京工業大学)
職歴:昭59年 東京工業大学助手、平2年 同大講師、平3年
同大助教授、平4年 北陸先端科学技術大学院大学助教授、平9年 東京工業大学助教授、平15年より東京工業大学教授(現在に至る)
受賞歴:平元年 第4回電気通信普及財団テレコムシステム技術奨励賞、平元年 電子情報通信学会 篠原記念学術奨励賞、平5年,平8年,平14年,平19年,平23年 電子情報通信学会 論文賞、平20年 電子情報通信学会業績賞、平成18年 東工大教育賞
連絡先:
東京工業大学 集積システム専攻
〒152-8550
東京都 目黒区 大岡山 2-12-1 S3-53
居室: 大岡山キャンパス 南3号館-304号室
電子メール:
uematsu あっと it.ss.titech.ac.jp
研究内容
私の研究室では、数学的モデルを利用して情報の本質に迫る研究をしています。実際には、
- 情報源から出力されたデータ列の複雑度とデータ圧縮との関係
- 通信路の符号化と情報源符号化の双対性
- センサネットワーク等への応用に向けた相関を有する複数の情報源からの出力系列の効率的な符号化
- 情報セキュリティやシミュレーションにおいて重要な乱数の生成法
- インターネット等でのマルチキャストの効率化を目的としたネットワーク符号化
- 量子コンピュータにおけるデータの圧縮や伝送の基礎理論となる量子情報理論